皆さん、こんにちは。
緩和ケア病棟 ブログ担当Kです。
コロナ、緊急事態宣言解除後も、気の張り詰めた日々が続
いていたことと思います。もともと普段引きこもりがちの私
ですが、気の向いた程度に行っていたジムも休業となった
ことで、今まで以上にstay homeとなり一緒に暮らしている
犬たちと過ごす時間に癒される日々となっています。
今回は、私が所属する緩和ケア病棟を紹介させていただき
ます。緩和ケア病棟では、がんによる心身の苦痛を抱える
患者さんとそのご家族を対象に、QOLの維持・向上を目的に、
治療やケアを提供しています。最近では、在宅医療のニー
ズが増え、病状に合わせて病院と自宅を、ご本人が望む環境
で過ごせるよう日々チームでお手伝いさせていただいています。
緩和ケアのスタッフは、細やかなケアが必要となるため、多職種
と連携し、日々情報交換を行いながらケアを展開しています。患者さん
やご家族との向き合い方、ケア方法など戸惑い・悩むことも多い私には、
カンファレンスで様々なスタッフから直接意見を聴くことのできる場に、
いつも支えられ助けられています。どんなに忙しくてもフォローし合える
辻仲病院の緩和ケア病棟は、ONE TEAM精神で頑張っています。
患者さんが、少しでも身体の辛さも和らげ心穏やかになることに繋がれば
と日々のケアに取り組んでいますが、患者さんやご家族から
「辻仲病院に来て良かった」と言ってもらえた時、終末期の貴重な時間を
共に過ごすことができたと実感した時は、本当にやり甲斐を感じます。
最後までその人らしく、希望に沿った療養ができるよう患者さんやご家族との
関わりを大切にしながら、自身の看護観も高めていきたいと思います。
これからもそんな思いで日々のケアに励んでいきます。