2015/06/08
スタッフブログ

緩和ケア病棟から「こんにちわ」

 

新年度の始まりに合わせて辻仲病院緩和ケア病棟を  開棟しました (#^.^#)_D8S4837

病院の職員が一丸となって準備し、つくった病棟です。

 緩和ケアでは、患者さんとご家族をケア対象と捉え、   そのQOLの維持・向上を目的としたケアを提供します。QOLQuality of Life)のLifeには、<生命><人生><生活>といった訳を付けることができますが、どの意味においても主体となるのは個人です。ということで、どんなケアが望ましいか、何をどう支援すればいいのかは患者さんやご家族のことを知らなければ始まらないのです。      

 そういう意味で、緩和ケアは<徹底した個性の尊重>であるということができます。ひとり一人の患者さん(ご家族)に真摯に向き合い、緩和ケアを受けていただきながら生活する場としての病棟づくりを、患者さんやご家族と一緒にできればと考えています。         

 また、東葛北部地域の緩和ケア病床として、どのような病棟運営が望ましいのでしょうか。地域の医療従事者の声も集めながら、病棟としての在り方を考えていきたいと思います。

写真は白木蓮(White magnolia)です。白木蓮:7階ブログ添付用

緩和ケア病棟看護ケアチームのモチーフとして選びました。3月に木蓮の中でもいち早く、凛と咲く白木蓮。その蕾の先端は必ず同じ方を向くのだそうです。がんを抱えて生きる方々の傍らにあって、Careのこころを見失わず行動できる看護師でありたいと思います。

緩和ケア病棟 看護師長  柏谷優子

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