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コードブルー研修
こんにちは。
MET(Medical Emergency Team)のHです。
今年は新型コロナウイルスの影響で今までとは違った夏をお過ごしではない
でしょうか?今、このコロナ渦で、感染が懸念され、スムーズな救急搬送が
困難であったと言うようなニュースを耳にすることも多いのではないでしょ
うか。
例年行っている『コードブルー研修』を今年は、「感染に留意した急変
対応をしよう」を目的として実施しました。もちろん研修時は、全員マスク
着用、少人数制、3密を避け、定期的に換気と清掃を行いながら安全に実施
しました!新型コロナウイルス感染症に限らず、未知のウイルスも存在する
かもしれません。そのような中で、傷病者、救護者と自分自身の安全も守り
ながら、急変対応を行わなければなりません。急変対応時には、ガウンや
手袋、フェイスシールドなどを素早く身に着けられるようにそれぞれの部署
に防護具をセットし配置しました。まずは、一刻も早く応援を要請すること、
個人防護具を身に着け一次救急処置を施しながら、素早く救急処置が行え
る場所へ移動することが重要です。移動のために使用するストレッチャーを
普段は使用しない事務・コメディカルの職員は必死になり操作を覚えて動か
していました。
胸骨圧迫時もエアロゾルが発生します。傷病者、救護者ともに互いにマスク
などで鼻と口が覆われていることを確認して実施しました。気管内挿管時は、
ビニール袋をテント状にしてその中で操作する訓練をしましたが、かなり
難しく感じました。
秋には、BLS研修も予定しています。常日頃から、感染に留意しながら安全
で迅速な急変対応ができるよう訓練していきたいと思います。
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