お知らせ

こんにちは　MET(Medical　Emergency　Team)の看護師AとHです。

梅雨入りしはっきりしないお天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

6月初め、久し振りの青空の中、看護師、臨床工学技師とつじなか柏の葉保育園にBLS(Basic　Life　Support;一次救命処置)の研修に行ってきました。

昨年度から計画されていたのですが、コロナ蔓延でなかなか実施できませんでしたがやっと実現しました‼

園児たちがスヤスヤお昼寝をしている中、研修には、保育士さんと園の看護師に参加いただきました。こちらが驚くほどの迫真の実技に園児たちへの深い愛情を感じ、リアルで緊張感を持った研修となりました。

小児や乳児が急変した場合は、心停止に至る前から血中の酸素濃度が低下していることが多いため、胸骨圧迫と人工呼吸の両方を行うことが極めて重要になります。

成人・小児・乳児の人形を使用し、それぞれの一次救急処置のポイントを知っていただくとともに、人形と連動したアプリケーションを用いて、効果的な胸骨圧迫のテンポや深さを体験して頂きました。

また、乳児は窒息も急変の要因となるため、背部叩打法や胸部突き上げ法といった気道異物除去方法についても体験していただきました。

小児や乳児のBLSは、胸骨圧迫時に骨折させてしまったら・・・などとても不安に思いますよね？害を与えるよりは何もしない方が・・・？とも思ってしまいます。

そんなことはありません！！

救急車到着までの時間にBLSを行って頂く事で助かる可能性が高くなります！

小さな助かる命を救えるように、これからも保育園と連携し、BLS研修を継続していきたいと思っています。

保育園の温かい雰囲気や、優しい保育士さん、可愛い園児に私達も癒された1日でした。