お知らせ

立秋とは名のみの厳しい暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

8月のブログを担当する感染管理認定看護師のＳです。

さて、今回は「千葉県クラスター等対策チーム」の活動のお話をしたいと思います。千葉県では、県内の社会福祉施設や介護老人保健施設等で新型コロナウイルスのクラスターが発生した際に、登録されている感染管理を専門とする医師や看護師を施設に派遣し感染拡大を防止するための指導をおこなっています。

前年度は、クラスターが発生した12施設を県庁や柏市保健所の担当者と訪問し、感染発生状況と現状の感染対策を確認し、手指衛生や個人防護具の着脱訓練、ゾーニングや対策改善の提案などの活動をおこないました。今でこそ、施設の状況に合わせた指導のポイントが分かるようになりましたが、活動を始めた頃は、感染対策をおこなう環境が整っていない高齢者施設での指導に不安がありました。その様な状況で活動できたのは、県内の感染管理認定看護師で情報共有し相談できる体制があったからです。

クラスター対策チームの目標は、指導した対策を施設内のスタッフが共有し収束するまで継続できることです。5類感染症になっても、「新型コロナウイルス」そのものは変わっていません。これまでかかわってきた高齢者施設で「感染対策は終わり」ではなく、基本的な感染対策を継続し、流行が落ち着いている時期は対策を緩めるなど、柔軟に対応して欲しいと思っています。

今年の夏は、とにかく暑いです。🌻

暑さとコロナに負けずに、夏休みの思い出を沢山作ってリフレッシュしてください。🍺🍉