TOPICS
「手術室看護について」
今月のブログを担当します、手術室師長のYです。
立春を過ぎましたが、朝晩はまだまだ寒い日が続いていますね。皆様体調はお変わりありませんか?
今月は手術室についてご紹介します。
当院の手術室は、肛門科、婦人科、泌尿器科、消化器外科の手術を月曜から土曜日まで毎日行っており、昨年度は約2800件の実績があります。手術により使用する器械や手順も変わるため、学ぶことも多く、専門的な知識のアップデートも日々必要となります。医師と看護師、麻酔科医、臨床工学技士、看護補助者が日々協力し、患者さんに安全な手術を提供するために頑張っています。
手術室看護というと手術の介助業務が一般的ですが、当院では「術前訪問」「術後訪問」に力を入れており、手術前後にできる限り患者さんと会話をする時間を作っています。
術前訪問では、「手術や麻酔が怖いんです・・・」とか、「医師から説明を受けたけど不安です・・・」など様々な不安や質問に対して一つ一つ丁寧に説明し、安心して手術に臨んで頂くようにしています。そして、術後訪問は術後の経過に何か異常はないかな?安心して手術を受けられたかな?などの確認をし、気が付いたことは病棟看護師と共有して、患者さんが安全な周術期を送れるようにしています。患者さんから「○○さんがいてくれたので安心しました」「声をかけてくれたので、うれしかったです」などの声を聴くと、私たちも訪問してよかったなと実感します。
手術看護は緊張の連続ですが、仕事とプライベートのオンオフの切り替えをしっかりすることが大切です。そんな私の息抜きは、走ること!です。仕事帰りに途中下車をして、10キロほど走って帰る日もあります。暖かくなると、帰りに写真のような風景も見ることができるようになります。
早く春がやってこないかな~と待ち遠しい毎日です。
CONTENTS