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医療安全管理室より
医療安全管理室の看護師Ýです。

今年もやっと秋になりましたね。今年はさんまの豊漁、
黒潮の南下のニュースを受けうきうき・・・安くないぞ!インフレ状態ですし、漁船の燃料費や加工物資や流通費、人件費が高騰しているから仕方ないと納得し、300円のさんまを堪能したのでした。
私の仕事は毎日提出される、『ひやっ』としたり、『失敗』したことを記載するヒヤリハット・アクシデントなどの報告書に目を通すことから始まります。
様々な部署の当たり前がわからないので、現場の職員から状況を聞くことがあります。現場のみなさんが、冷静に事例を振り返り気づけるきっかけにしたいという思いなのですが、『なぜ?』 『どうしてそうしたの?』と繰り返していました。医療安全管理者として『何とかしなければ』と勝手にプレッシャーを感じ、相手が変化することばかりを期待していました。報告は匿名なので当事者に直接聞くことはなく、報告書にコメントを添えていましたので、それを読んで責められたと感じた人もおられるでしょう。ごめんなさい、職員とのやり取りは、安心感をもって話してもらえるようにもっと修行しますね。
変わることは簡単ではありませんが、『医療安全管理室のかかわりが、現場改善に役立っているとよ』との声は、元来ネガティブな私を、ポジティブにしてくれます。
時には厳しいご指摘を受けることがありますが、内容は『なるほど』と納得できることも多くあり、私自身の考えをお話しすると相手も『なるほど』とご理解いただくこともあり、やっぱりみんなで話すことが大事だと実感します。
医療安全業務は難解な部分があり悩むことが多いのですが、同じ悩みを抱える他病院の医療安全管理者さんたちとの交流や、看護部をはじめ(特に看護部長・副部長には心の持ちようや迷走しがちな思考の整理を助けてもらっています)、その他の部署のみなさんに支えられています。直接かかわる機会がなくても、病院の活動を縁の下で支えているすべての仲間に感謝しています。当院には素晴らしい仲間がたくさんいます。私もその一人になれていたらいいなと思う今日この頃です。

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